二見興玉神社 三重県伊勢市
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二見興玉神社について 由緒
三重県伊勢市二見町江にある海に面した神社です。旧社格は村社で、現在は神社本庁の別表神社。境内の磯合にある夫婦岩(めおといわ)で知られます。
夫婦岩の沖合約700メートルの海中に沈む、祭神・猿田彦大神縁の興玉神石を拝しています。
境内には無数の蛙像が並んでおり、これは「蛙」の「カエル」に「無事に帰る」「貸した物が還る」「お金が返る」の「カエル」を掛けた験担ぎからきています。
1910年(明治43年)に猿田彦大神を祀る興玉社(おきたましゃ)と宇迦御魂大神を祀る三宮神社(さんぐうじんじゃ)を合祀したもので、その際に現社名に改称されました。
祭礼
7月14日の例祭は「二見大祭」(しめなわ曳き)と呼ばれ、茶屋清渚連による注連縄奉納が行われます。
5月5日、9月5日と12月中・下旬のいずれかの土・日曜日(海況による)には夫婦岩の大注連縄の張り替え神事が行われます。
御祭神
猿田彦大神(さるたひこおおかみ)
宇迦御魂大神(うかのみたまおおかみ)
ご祈願について
厄祓い・家内安全など様々
鎮座地
三重県伊勢市
境内
参道
天の岩屋
拝殿
夫婦岩
夫婦岩(めおといわ)は日の大神(天照大神)と興玉神石を拝むための鳥居の役目を果たしている。古来、男岩は立石、女岩は根尻岩と呼ばれていたが、いつの頃からか、夫婦岩と呼ばれるようになった。この名称がついた時期は定かではないが、江戸時代中期の『伊勢参宮名所図会』に大注連縄を張った夫婦岩の絵が載せられている。